お茶の効能成分について

わたらい茶って

わたらい茶」日本一きれいな水源と認められた清流宮川流域の
肥沃な土壌と恵まれた気候条件のもとに育てられたお茶で    
13世紀の初め明恵上人が移植したのを起源とし、      
全国的規模に比較すると小域生産地ではありますが、今日まで茶業者各位の
努力により、全国第1位の産地賞に輝く等数々の栄誉を与えられています。

 
茶園 清流宮川
 
 度会町の記録に「茶」が登場するのは江戸時代で、茶の売上に対する税金(茶年貢、茶口銀)がかけられた記録があります。明治初年には、茶が輸出されていたこともありましたが、その後しばらくは振るわず、昭和20代になって「わたらい茶」の本格的な発展がみられます。昭和32年、茶業組合が結成され、製茶工場も62個所にできました。昭和41年の全国茶業大会煎茶部門で産地賞、農林大臣賞などのほか、各部門で優秀な成績で入賞し、生産工場の意欲を一層高めました。
茶の成分表                                       (可食部100g当たり)
食品名 たんぱく質(g) 脂質(g) カルシウム(mg) (mg) ビタミンA(uu) ビタミンB1(mg) ビタミンB2(mg) ビタミンC(mg)
玉露 29.1 4.1 390 10.4 12.000 0.30 1.16 110
抹茶 30.7 5.3 420 17.0 16.000 0.60 1.35 60
煎茶 24.0 4.6 440 20.0 7.200 0.35 1.40 250
かまいり茶 24.2 3.5 490 24.0 7.200 0.35 1.80 200
番茶 19.7 4.4 740 38.0 7.800 0.25 1.40 150
ほうじ茶 18.2 4.8 490 12.9 6.700 0.10 0.82 44
お茶の効能成分について